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ペルケ式ヘッドホンアンプ [オーディオ]

HPA_01.jpg

 今回はDACの回路図を書く暇なかったためペルケ式ヘッドホンアンプ(以下HPA)の紹介です。基本的にペルケさんの『情熱の真空管』に書かれている回路そのままです。ただし、電源電圧を16.2Vとしたのでそれに合わせて入力段のFET部の抵抗値を若干変更しました。あと、出力のカップリングコンデンサを東信のオーディオグレードにしただけです。抵抗は0.5Wの金属皮膜抵抗です。特別なものは使ってません。FET,トランジスタはペルケさんの選別品を購入しました。電源は二次出力18Vのトロイダルトランスを使ってます。コモンモードノイズフィルタを介した後にトランスで電圧変換し、ショットキーバリアダイオードでブリッジ整流してます。平滑コンデンサはニチコンのKZ470μFとファインゴールド47μFをパラで使ってます。この理由はアキバのラジオデパートの海神無線にてアドバイスされたことに起因してます。DACを作るにあたりJAZZに合った電源を作りたいとアドバイスを求めたところ、KZコンがもってこいとのことでした。但し、これだけだと高域と低域は良いが中域が若干プアになるとこのとで、聞いてみて物足りなかったらファインゴールドをKZの容量の10%程度で追加すると良いと言われました。これをDACで試してみるとなかなか好みの音が出ます。そこでHPAにもそのまま移植しました。次にレギュレータですがDACで味をしめたLEDレギュレータを使ってます。こちらも最初は3端子レギュレータを使っていたのですが、ショットキーバリアダイオードとの組み合わせはいまいち好きになりません。キラキラした高域は時おり耳障りな感じで納得出来ません。しかしショットキーバリアダイオードの高域のキレは捨てがたいのでLEDレギュレータの採用となりました。こちらの詳細はPROSTさんのHPを参照して下さい。VF=2.1VのLEDを8個使って基準電圧16.8Vを作り出してます。トランジスタにて0.6Vドロップするので結果的に16.2Vが生成されます。

HPA_02.jpg

 電源を入れるとこんな感じに光ります。なかなか見てて楽しいです。HPA部は上記で述べたとおりほぼペルケ式の移植ですのであとはインプレだけです。組み合わせるヘッドホンはAKGのK702を使ってます。5万円弱程度の値段帯のヘッドホンです。このヘッドホンは特に高域のキレが素晴らしく、軽快に鳴ってくれます。ライバルとしてゼンハイザーのHD650とよく比較されますが、低域のボリューム感はHD650が良いです。好みの問題ですが私はK702を使ってます。ヘッドホンについてもまたそのうち詳細を述べます。

 で、本題のHPAのインプレですが、実にキレが良く小気味良い鳴りっぷりです。LEDレギュレータのおかげで高域のガサつきもなく気持ち良い快晴のような澄んだ高域です。東信のオーディオグレードのカップリングコンはまずます良い感じです。ペルケさんはオーディオグレード品よりも標準の低ESRコンデンサを推奨されてますが、私はカップリングコンはオーディオグレードが好みです。低域も不満なく鳴ってくれます。あまりに癖が無く自然に鳴ってくれるのでインプレする形容が難しいです。あえて言うなら原音再生でしょうか・・・?(原音聞いたこと無いからわかりませんが) もう少し低域のボリューム感があっても面白いかなと思うのでカッポリングコンデンサの容量を倍にして試しても良いかもしれません。このアンプを用いると今まで聞こえなかった音まで聞こえてビックリします。曲中の細かな音が他のアンプでは聞こえないのにこのアンプでは聞こえます。CDにはこんなに多くの情報が記録されていたのかと感心しました。実はこのアンプを作る前にオペアンプを用いたHPAを何作か作ってます。音質は大きく分けてバイポーラ入力式とFET入力式で分かれるのですが、細かな音はFET入力式の方が再現力があるように感じます。このペルケ式のHPAの音質は、オペアンプ式と比較すると同じFET入力段を持つバーブラウンのOPA627に非常に近いと感じました。OPA627は非常に高価なオペアンプですのでペルケ式HPAの方がコストパフォーマンスとしても魅力がありますし、電気回路を作ったという満足感も大きいです。

 


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